普段キッチン家電に興味を示さない旦那がむちゃくちゃ食いついた家電がありました。
それは、デロンギのコーヒーメーカー「クレシドラ」
砂時計型のちょっと変わった形のコーヒーメーカーなんですが、そのデザインにベタ惚れしたのです。
だってかっこよすぎでしょ!
実際に買ってみるとデザインだけでなく、おいしいコーヒーをいれるための独自の技術を採用していたり、アイスコーヒーモードを搭載しているなど魅力とおいしさにあふれていました。
今回は、見た目も機能も優秀なコーヒーメーカー、クレシドラをレビューします。
目次
デザインコンセプトは砂時計
「CLESSIDRA」は、イタリア語で砂時計を意味します。
時を刻む砂時計とコーヒーメーカーを重ねたデザインコンセプト。
この美しいフォルムは日本とヨーロッパにおいて著名なデザイン賞、グッドデザイン賞とreddot design awardを受賞。
洗練されたデザインは、インテリアとして部屋に置いておくだけでも空間をオシャレに変えてくれます。
デザインは今までにない感じですが、抽出までの流れは一般的なコーヒーメーカーと同じです。
フィルターをセットして粉を入れ、水を入れたらスイッチをぽんっと押すだけ。
水は砂時計の上部から入れるのですが、フタがガバッと開くので注ぎ口がなかり大きいのが特徴です。
水の注ぎ口が小さいコーヒーメーカーだとたまに水をこぼしてしまうことがあったんですが、これなら急いで水を入れてもバシャっといくことはありません。
掃除が楽なのも良いですね。
一度に10人分作れる大容量
一般的なコーヒーメーカーは5杯まで作れるものが主流ですが、クレシドラで一度に作れるコーヒーはなんと10杯。
ここまで大容量のコーヒーメーカーも珍しい!
コーヒー文化が根強いイタリアのメーカー、デロンギ製だからなのかもしれませんね。
来客の多い家庭だと、5杯までしか作れないコーヒーメーカーは2回に分けて作らないといけないのでクレシドラが大活躍してくれそうですね。
私の実家も来客が多いから1台あると重宝しそう!
ペーパーフィルターも今まで使っていたものと比較すると、かなり大きいです。
付属品として5枚付いてきますが、すぐに使い切ってしまいそうなので新たに買い足しておきました。
最大10杯まで作れますが、作れるコーヒーは、2杯から。
試しに2人分作ってみたところ、少し小さめのコーヒーカップにいれる場合は分量通りでちょうどです。
ただ、ウチでは普段コーヒーを飲むのにマグカップを使うので、2人分作る時は3人分作るとちょうど良い量です。
沸騰したら、ドリップが始まります。
コーヒーが完全に落ち切るまで約30〜60秒。ピーッと音がしたら抽出完了です。
抽出後はフィルターホルダーの置き場所に困らない
ドリップが終わったコーヒーはいつもフィルターホルダーの置き場に困っていましたが、クレシドラはフィルターホルダーを置くスタンドが付属しているので、抽出後はここに置いておけます。
フィルターホルダーの下部には弁が付いているので、ジャグからスタンドに移動させる際もコーヒーがポタポタ落ちることはありません。
前に使っていたコーヒーメーカーは抽出後のポタポタがプチストレスだったので、これはかなり嬉しい仕様!
作れるコーヒーは3通り
クレシドラでは3通りのコーヒを作ることができます。
- クレシドラ独自のおいしいコーヒーがいれられるおまかせモード
- 深みのあるコーヒーがいれられるプアオーバーモード
- アイスコーヒーモード
1.おまかせでおいしいコーヒーが作れるモード
一つ目のおまかせモードは、92〜96℃の抽出温度で抽出時間も精密にコントロールしてくれるので、家で本格的なおいしいコーヒーが楽しめます。
コーヒーをハンドドリップで入れたことのある方なら分かると思いますが、コーヒーの味は抽出温度と抽出の時間によって味が変わってきます。
この辺が素人にとってはすごく難しいところ。
クレシドラはECBC(ヨーロッパコーヒーブリューイングセンター)に認められた抽出技術を採用していて、抽出温度や抽出時間が綿密に管理されています。
雑味もなく安定した最適な味を引き出すことが可能なこの独自の技術のおかげで、素人が作っても味がブレることなくおいしいコーヒーを作れるんです。
良い豆に出会えても抽出がヘタだともったいないもんね
2.本格ハンドドリップ風コーヒーが作れるプアオーバーモード
2つ目のプアオーバーモードは、香り高く深みのあるコーヒーを作ることができます。
特別に設計された五つの給湯口と研究され尽くした抽出制御により、ハンドドリップの工程を再現してくれます。
3.アイスコーヒーモード
3つ目は、アイスコーヒーモード。
アイスコーヒーモードがあるコーヒーメーカーがあるのを知らなかったので、私はここが一番気になったポイント。
クレシドラがアイスコーヒー作りを可能にした理由は、大きなジャグにあります。
ジャグは一般的なものと比べるとかなり大きく、大量の氷を入れることができます。
蒸らしながら濃いめに抽出されたコーヒーを氷で急冷するので、香り高くコクのあるアイスコーヒーが出来上がるのです。
自家製アイスコーヒーを飲んでみた感想は、最高。
家でこんなにおいしいアイスコーヒーが作れるとは思わなかったので、これだけでも買った価値はじゅうぶんありました。
夏場は多めに作って冷蔵庫に入れておくといつでもおいしいコーヒーが楽しめます。
手軽に本格アイスコーヒーが飲めるなんて幸せ♡
長時間保存しておくと風味が落ちそうなので、我が家では当日中に飲み切れる量を作るようにしています。
おわりに
旦那が惚れて買ったクレシドラですが、私もオシャレなキッチン家電は大好きなので、クレシドラのフォルムは美しいの一言。
キッチンに置いておくだけで空間をオシャレに演出できるので、インテリアとしても優秀なコーヒーメーカーです。