コロナ感染対策の外出自粛によって、自由に動けないストレスと、今後の見通しが立たない不安から「コロナうつ」になる人が増えています。
私のように元々インドア派の人間は家にいることに慣れていますが、外でアクティブに動きたい人にとってはつらい状況ですよね。
この状況からいつ解放されるか分からない今、コロナうつを防ぐには、家に居てもストレスにならない快適な空間を作って、夢中になれる楽しみを見つけるしかないのです。
外でストレス解消するのは危険だからもう少し我慢
この記事では、コロナストレスを減らすために気をつけたい習慣と、家で快適に過ごすのにおすすめの方法を紹介しています。
- 家の中でも楽しく過ごしたい
- 家の中でストレス解消したい
- リラックスした時間を過ごしてうつを予防したい
目次
コロナうつの原因は?
そもそもコロナうつって、一般的なうつ症状と何が違うの?
コロナうつについて調べてみたところ、精神科医の先生は以下ように説明されています。
うつ状態の患者の主な症状は「気持ちの落ち込み」だが、「コロナうつ」はそれに加えて「不安と焦り」という特徴がある。今後の見通しが立たないことから、不安や焦りが強くなり、息苦しさや不眠といった症状が出る。
参照元:精神科医・鹿目将至氏(激増中「コロナ鬱」を避けるための5つの予防法)
ニュースを見ていても、焦りや不安から家庭内不和が起こる家庭も少なくないようですね。
コロナうつの症状で、他にも以下のような変化が現れる人も。
- 何をするのもやる気が起きない
- ニュースを見ると気分が落ち込む
- 何をしても気持ちが落ち着かない
- ずっとイライラしている
- 休んでも疲れがとれない
その他にも、頭痛や腰痛、食欲不振など、体調を崩す方も多いようです。
普段通りの生活が送れないのは大きなストレス…
コロナストレスを減らす習慣
コロナうつの原因のストレスは、毎日の習慣を見直すだけで多少は軽減することができます。
- ニュースを見る時間を減らす
- SNSを見ないようにする
- 規則正しい生活をする
コロナの感染状況など、気になってついついテレビを見てしまいますが、これがストレスの原因になっています。
イギリスの心理学者、デイヴィ・グラハム氏によると、「悪いニュースはストレスや不安、抑うつ状態を増幅させて、PTSD(心的外傷後ストレス障害)を引き起こす要因になる」とのこと。
ネガティブなニュースは幸福度を下げるとも言われているので、ニュースを見るのはなるべく短い時間に留めておいたほうが良さそうですね。
SNSに至っては、コロナうつを防ぎたい場合は見ないようにするのが一番だと私は思います。
というのも、SNSは不確かな情報も混在していて、それにいちいち踊らされていては身も心も持ちません。
Twitterを開いてみても、目にとまるのはコロナに対する不安ばかり。
ネガティブニュースと同じで、そうしたSNSの声も不安を煽るだけです。
ニュースやSNSを見ても、コロナが感染しないわけではありません。人混みの多い場所を避け、規則正しい生活をして免疫力を上げておくことの方が、コロナ予防には効果的なのではないでしょうか。
免疫力を高めるために規則正しい生活を心がけたいけど、どうすれば良いんだろう?
朝起きたらまずカーテンを開けて、太陽の光を浴びることで体内時計の乱れを正すことができます。
食事は3食とり、夜は7 時間以上睡眠を取ることが理想的。
カーネギーメロン大学が行った風邪の感染率の研究で、「睡眠時間が6時間未満の人は、7時間の人よりも圧倒的に感染率が高い」という結果が出ています。
これは風邪の場合にですが、コロナの場合も免疫力の落ちている高齢者の方が重症化しやすい傾向にあるので、免疫力を上げるためにも十分な睡眠は不可欠だと言えるでしょう。
外出自粛中に部屋で快適に過ごす方法
ストレスをためにくい生活を心がけていても、部屋で快適に過ごせなければ自粛疲れしてしまいますよね。
そこでおすすめの部屋での過ごし方がこちら。
- インテリアにこだわる
- アロマ、お香をたく
- 適度に体を動かす
- 夢中になれることを見つける
インテリアにこだわる
好きなインテリアに囲まれた部屋を作れば、それだけで部屋にいるのが楽しくなります。
部屋の照明をおしゃれな物に変えてみたり、寝具と小物の色を統一させてみたり。
電気ケトルをおしゃれな物に変えるだけでも、お茶の時間が楽しみになります。
家に長く居る時間を利用して、壁紙をおしゃれなものに変えてみても、良い気分転換になりますよ。
お手軽な方法だと、香りの良いバスボムを使ってゆったりとお風呂の時間を楽しむだけでもリラックスできます。
家の中にちょっとした楽しみや好きなポイントを作ることで、楽しく過ごすことができます。
アロマ、お香をたく
香りにはリラックス効果のあるものもあるので、部屋でアロマやお香をたくのもおすすめです。
以前紹介したティーツリーオイルも、リラックス効果があることで知られています。
アロマオイルは300種類以上の種類があるとも言われているので、自分に合う香りを選ぶのは難しいですが、香りの効果の一例がこちら。
効果 | |
ネロリ | 憂鬱で心が晴れない、恐怖感がある場合に抗うつ効果 |
レモン | 心を穏やかにしてリフレッシュ効果 |
ベルガモット | 不安な気持ちを取り除く |
イランイラン | アドレナリンの流出を抑えて幸福感をもたらす |
ジャスミン | リラックス&不安緩和 |
タンジェリン | ネガティブな気持ちを取り除き、楽観的な思考をもたらす |
私はイランイランの香りが好き♡
もし香りに迷ったら、色んな香りがセットになったお試しセットを買ってみて好きな香りを見つけてみてはいかがでしょうか。
適度に体を動かす
適度に体を動かすことはストレス解消にも効果的です。
でもハードな運動は苦手だし…
ハードな筋トレ以外にも、ヨガで体をストレッチするだけでもリラックス効果は十分あります。
私も実践している「魔法のヨガ」は、自律神経を整えるためのポーズや習慣が紹介されているので、どれを実践しようか迷った時は、この一冊があれば良いかと思います。
私は産後の体型戻しとうつ予防に実践してみたんですが、ぽっこりお腹解消に効果的でした。
詳しい感想はこちらで紹介しています。
家にいながらお腹のダイエットをしたい場合は、美腹筋ヨガがおすすめです。
1日5分程度でも効果が得られるので、体を動かすことが苦手でも無理なく続けられますよ。
実際に試してみた感想はこちらで紹介しています。
夢中になれることを見つける
時間も忘れて夢中になれることがあれば、家の中でも充実した時間を過ごすことができます。
例えば、
- 小説シリーズを一気読みする
- ドラマやアニメを一気見する
- ゲームで無人島を開拓する
- DIYでモノ作りをする
- 絵を描く
- 楽器を弾く
夢中になれることなら、何でもOK!
私の場合、絵を描いたり、こうしてブログを書いたりすることが楽しみです。
特に絵を描くことは、ストレス解消にも効果的なことが分かっています。
絵を描くのは苦手だな…
そんな時は、今人気を集めている「大人塗り絵」がオススメ。
絵の色を塗っていると心が穏やかになり、目の前の絵を塗ることだけに集中するため、瞑想と同じ効果が期待できます。
1日15分程度で自律神経を整える効果があるとも言われているので、うつ予防にも効果的です。
リラックスできる音楽を聴きながらやると効果的だよ
おわりに
外出自粛によるコロナうつを予防するためには、まずはSNSやテレビの不安要素をシャットアウトして、家で快適に過ごす方法を見つけることが重要。
- インテリアにこだわる
- アロマ、お香をたく
- 適度に体を動かす
- 夢中になれることを見つける
既に溜まったストレスを解消する方法は、こちらで紹介しています。
自由に外出できない今、家の中に快適な空間を作って、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
自由に動ける日がやってくるまで頑張りましょう!