国際線はフライト時間が長くなるので、機内ではなるべく快適に過ごしたいですよね。
特にエコノミークラスだと、自由に動けないから足がむくんだり、首や腰が痛くなったりトラブルが起こりがち。
そこで今回は、私が30回以上国際線を利用してみて「これは便利だった!」「次回も絶対持って行きたい!」と思った物をリストにして紹介します。
これから海外に行くあなたの参考になれば嬉しいです
目次
最低限これだけは機内に持ち込んでおきたい物
機内に持ち込む手荷物は、最低でも以下の物があれば安心です。
- 貴重品(パスポート・現金)
- ボールペン
- コンタクトレンズ・眼鏡
- 常備薬
貴重品(パスポート・現金)
海外旅行をする際、ロストバゲージが起こってスーツケースを紛失してしまう可能性があるため、パスポートや現金などの貴重品は必ず手荷物として機内に持ち込みましょう。
搭乗手続きの際に預けた荷物が紛失してしまうトラブルのこと。
荷物の積み忘れや、間違って荷物が別の飛行機に乗せられるという空港側のミスの他に、到着した空港のターンテーブルで誰かが間違って荷物を持って行ってしまうことで起こる。
機内でも盗難にあう可能性があるので、貴重品は小さめのポーチやバッグに入れて肌身離さず持ち歩くと安心です。
私はいつもショルダータイプのポーチを肩から斜めがけにして、寝る時もトイレに行く時もずっと身に着けるようにしています。
ポケットがたくさん付いていて、軽くて薄いタイプがおすすめ!
ボールペン
機内で入国書類や税関申告書を記入するのにボールペンを1本は持っていくようにしましょう。
コンタクトレンズ・眼鏡
こちらも、ロストバゲージが起こることを見越して手荷物に加えておくと安心です。
イギリスなどのヨーロッパ方面に行く時は直行便でも12時間ほどかかるので、コンタクトはあらかじめ外してから搭乗すると、長いフライトでも快適に眠れます。
私はいつも到着の1時間ほど前にコンタクトをつけたり、身支度をするようにしてるよ
ソフトコンタクトの場合、旅行用にワンデーの使い捨てタイプを持っていくと、ケア用品を持参する手間が省けて便利です。
常備薬
頭痛や乗り物酔いなど、体調不良の際は機内でお薬を貰えますが、日頃飲みなれている物を少量だけでも用意しておくといざという時に安心。
長距離フライトがもっと快適になる便利グッズ
飛行機の機内は空間が狭いのでうまく眠りに付けなかったり、足のむくみに悩まされることも。
不快な環境下での長時間フライトは到着までの時間が永遠に感じられるよね…
そこで、機内をより快適空間にしてくれるおすすめアイテムがこちら。
- 上着
- マスク
- スリッパ
- ネックピロー
- 耳栓
- むくみ防止用加圧靴下
- スマホ・タブレット端末
- 充電器
- モバイルバッテリー
一つずつ詳しく紹介していくね
上着
これは冷えやすい方は必需品!
機内の温度は22℃〜24℃に設定されていますが、空気が乾燥しているので体感温度はそれよりもかなり寒いです。
うー…寒くて眠れないよぅ…
同じ機内でも、窓側や一番後ろの席は特に冷えやすいので、寒過ぎて寝付けないことも。
「もっと温度を上げて欲しい!」って思っちゃいますが、室内の温度が高いと低酸素症になる危険性もあるので、快適な温度まで上げられないんだそうです。
もし寒い場合は、機内でブランケットを借りることもできますよ。
でも、LCC(格安航空会社)を利用する場合はブランケットの貸し出しが無い、もしくは有料の場合があるので忘れず上着を持っていきましょう。
ジェットスターはブランケット有料だったなぁ
マスク
機内の湿度は10%程度しかなく、空気はカラッカラ。
この環境で長時間過ごしていると喉が痛くなったり、風邪などのウイルスに感染しやすくなってしまいます。
寝る時だけでも保湿効果のあるマスクを着用すると、喉を痛めることなく快適に眠れます。
マスクは海外で着用する人はほとんど居ないので、飛行機を降りる前に外しておくと良いでしょう。
スリッパ
機内で快適に過ごすには、スリッパは絶対にあったほうが良いです!
長時間靴を履いたままだと、足がむくんだりムレたりしてどうしても不快。
スリッパなら足の指や足首を自由に動かせるので、くつろぎながらクルクル足先を動かしてストレッチすることができます。
私は毎回折り畳みのできるスリッパを持って行っていますが、コンパクトなので荷物もかさばりません。
ネックピロー
フライト時間が長い国際線を利用する時は、首に負荷がかからない状態で眠れるネックピローを使用すると快適です。
ネックピローは息を吹き込んで膨らませるタイプが多いですが、おすすめは手で押して膨らませるタイプ。
息を吹き込むタイプと比べると短時間で楽に膨らませることができて、空気を入れる時に直接口をつけないので清潔に使用できます。
耳栓
機内は意外と雑音が多いので、耳栓をするとより快適に眠れます。
おすすめは、気圧の変化に対応して耳が痛くなるのを防いでくれるタイプ。
私は鼓膜が薄く、離着陸の際に鼓膜に痛みを感じていたんですが、これを装着していると耳が痛くなりにくいです。
耳栓だけはいつも忘れずに持っていくようにしてるよ
でも、過去に一度だけうっかり耳栓を忘れて飛行機に乗ったことが…。
そんな時に限って飛行機が急降下し始めて、耳抜きが追いつかず鼓膜が破れてしまったことがあります。
幸い鼓膜は自然にふさがりましたが、鼓膜損傷は強烈な痛みなので、鼓膜が薄い方は気圧コントロール機能付きの耳栓をお忘れなく!
むくみ防止用加圧靴下
長時間座ったままの姿勢で居ると、足がむくんで疲労感を感じやすくなります。
飛行機に乗ったらまずむくみ防止用の靴下を着用してからくつろぐようにすると、足のむくみを抑えることができますよ。
スマホ・タブレット端末
暇を持て余しがちな長時間フライトで活躍してくれるのが、スマホやタブレット端末。
機内でも映画の視聴が出来る飛行機が多いですが、好みの映画が無い場合も。
スマホやタブレットを持って行けばいつでも好きな映画を楽しむことができるので、長時間のフライトも苦になりません。
動画配信サービスでおすすめなのが、U-NEXT
U-NEXTは、アプリを使えばダウンロード機能を利用できるので、好きな動画を事前にダウンロードすればオフライン環境で映画やアニメをいつでもどこでも視聴可能です。
※機内では電波を発する機器の使用が禁止されています。動画を観る際は、必ず機内モードにしてから視聴するようにしましょう。
動画が視聴できるのは、ダウンロードしてから48時間。この期限を過ぎると、一度インターネットにつないで更新が必要になります。
滞在先でもう一度ダウンロードしておくと、帰りの機内でも好きな映画を思う存分楽しむことができますよ。
充電器
ついうっかりスーツケースに入れてしまいがちなのが、スマホやタブレットの充電器。忘れず手荷物に入れるようにしましょう。
モバイルバッテリー
スマホやタブレットで長時間動画を視聴していると、どうしても電池の減りが早くなってしまいます。
USB電源やACコンセントが付いている座席もありますが、設置されていない場合もあるので念のためにモバイルバッテリーを持参しておくと安心です。
リチウムイオン電池のモバイルバッテリーは、衝撃や温度変化による発火を防ぐために預け入れ荷物に入れることが禁止されています。
モバイルバッテリーは必ず手荷物に加えるようにしましょう。
機内に持ち込む際も持ち込み制限があります。(多くの航空会社では160Wh未満の物を2個まで)
事前に利用する航空会社に確認を取るようにしましょう。
国内外の飛行機に持ち込み可能な容量のモバイルバッテリーはこちら。
女性におすすめの機内持ち込み手荷物
女性の場合、以下の物を持ち込んでおくと機内での身支度が楽です。
- 化粧品・スキンケア用品
- 日焼け止め
- メイク落としシート
化粧品・スキンケア用品
機内は空気がとても乾燥しているので、化粧水やリップクリームなど保湿できる物を持ち込むのがおすすめ。
飛行機に液体を持ち込む際、100ml以下の容器のみ持ち込み可能なので、化粧水などは試供品や、小さめのボトルに入った物を持ち込むようにしましょう。
ボトル類は透明な袋にまとめて入れておくと、手荷物検査の時に取り出すのが楽です。
私はいつも使い捨ての小さな透明の袋にボトル類を入れて持って行っています。
これならもし汚れても惜しみなく捨てられるし、袋が薄いのでバッグに入れてもかさばりません。
予備を2、3枚ほど余分に持っておくと安心♪
日焼け止め
ハワイなどに観光に行く場合、機内で日焼け止めを塗っておくと飛行機を降りたらすぐに観光に行けるので、日焼け止めは忘れず手荷物に入れておきたいところ。
メイク落としシート
一日遊んだ後に飛行機に乗る場合、メイク落としシートでメイクを落としておくと肌への負担を減らせます。
乾燥している機内はお肌にはかなりの負担!
4時間ほどのフライトならメイクをしたままでも良いですが、フライトが長時間になる場合は肌のためにも落としておいた方が良いでしょう。
おわりに
長時間のフライトでも、快適に過ごすためのグッズさえ持ち込んでおけば、案外快適に過ごせるもの。
より快適に過ごすには、服装も重要。
締め付けのある服は避けて、なるべくゆったりとした服装で搭乗するようにしましょう。
それでは快適な旅を!