オーブンレンジ「ビストロ」を買ってから、付属のレシピ本片手に色々な料理を作っては調理の手軽さに感動しています。
最近は煮物もビストロでしか作らなくなったんだ
ビストロのレシピ本で、一番気になったのがお好み焼き。
関西人の私にとってのソウルフード、お好み焼きもレンジで作れる時代になっていたとは…!
これは作ってみるしかない
今回使うビストロは、ハイグレード26Lの、NE-BS656。
総庫内容量 | 26L |
オーブン:ヒーター | 遠赤Wヒーター |
レンジ:センサー | スイングサーチ赤外線センサー |
グリル皿 | ビストログリル皿 |
ハイグレード30Lと比べるとヒーターの火力は弱めのモデルですが、作ってみたところ、ふわっふわのおいしいお好み焼きができました!
今回は、ビストロを使ってお好み焼きをおいしく作る方法を、失敗例と共に紹介します。
- キッチンに立つ時間を短くしたい
- ふんわりお好み焼きを食べたい
- 油を使わずに調理したい
目次
レンジでお好み焼き失敗例
作り方の紹介の前に、まずは私のおろかな失敗談を。
お好み焼きなんて目を閉じていても作れるわぃ。ふぉっふぉっ
と、ビストロのレシピガン無視で自己流で作った私。
結果、見事に失敗しました。
それがこちらの大惨事↓
普段お好み焼きを作る時の水分量で作ると、良い感じに液体がグリル皿の溝に入って広がってしまいました。(この時は特に水分多めだった…)
ホットプレートだと焼きながら広がった部分を中央に寄せられるけど、オーブンレンジだとそうはいかないもんね
この状態で焼き上がったのがこちら↓
デヤァァっと広がったお好み焼きの羽は、モッチリ新食感でこれはこれでおいしいですが、見た目はあまりよろしくないですね。
キャベツもまだ固い部分があって、ふんわりお好み焼きとはほど遠い出来上がりでした。
次はちゃんとレシピ通りの分量で作ろう!
ビストロ流お好み焼きの作り方
こちらがビストロのレシピ本に載っていた分量。
材料(2人前)
- 豚バラ薄切り肉 40g
- キャベツ 140g
- 薄力粉 70g
- 溶き卵 1個
- だし汁 多さじ2
- 紅生姜(みじん切り) 20g
- 天かす 大さじ2
- すりおろした長いも 20g
- 青ネギ(小口切り) 適量
だし汁は、大さじ2だけ!
かなり少なく感じますが、これが液がグリル皿に広がらない秘訣だったんですね。
水分が少なくても、長いもの粘りが生地をうまくまとめてくれます。
作り方
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キャベツを1cmくらいに切ったらボウルに小麦粉と一緒に入れて混ぜる
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STEP1のボウルに、溶き卵、だし汁、紅生姜、天かす、すりおろした長芋を加えてよく混ぜる
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グリル皿中央に豚肉、生地の順で約12cmの大きさに2枚広げて置く
-
ビストロの給水タンクに水を満水まで入れたら、料理番号12番を選んでスタート
-
青ネギを散らしたら出来上がり!
ビストロで作るお好み焼きと普通のお好み焼きの比較
今回作ったレンジで作るお好み焼きと、いつも作っているホットプレートで作るお好み焼きを比較してみました。
レンジでお好み焼き | ホットプレートでお好み焼き | |
焼き色 | 片面だけこんがり | 両面こんがり |
食感 | 全体的にふわふわ | 中ふわふわ外カリッ |
焼き時間 | 15分 | 20分 |
手間 | レンジに入れて焼き上がりまで放置 | 焼き加減のお世話が必要 |
電気代 | 約7.8円 | 約10.8円 |
ビストロでお好み焼きを作ってみた感想を一つずつ紹介していきます。
焼き色
焼くというより、蒸すに近いので出来上がりは焼き目はほとんどついていませんでした。
でも、ひっくり返すとこんがり綺麗な焼き色。
今回は豚肉を入れていませんが、豚肉ありで作るとこんがりカリッと食感が楽しめそうですね。
食感
食感は、期待通りふわふわ♪
蒸気でしっかり蒸し焼きにするので、調理中はレンジ内がモクモク。水滴が滴り落ちるくらいの蒸気なので、しっかりと中までやわらかく仕上がります。
私はキャベツのゴリッと食感の残ったお好み焼きが好きではないので、しんなり柔らかいキャベツがとてもおいしかったです。
焼き時間
ビストロでの焼き時間は15分。
ホットプレートで作る場合も焼き時間15分のレシピもありますが、私はキャベツまでしっかりとやわらかくしたいので20分かけて焼いています。
ビストロはホットプレートと比べて5分の時短になります。
手間
ホットプレートでお好み焼きを作る場合、途中でひっくり返したり、焼き色を確認したりと出来上がりまでキッチンを離れられません。
一方、ビストロならひっくり返す手間もないので、出来上がりまでレンジにおまかせ。
その間に子供の世話や別の用事を済ませることができて時間を有効に使うことができます。
電気代
ビストロを使ってお好み焼きを作った場合、電気代は約7.8円。
私が普段使っているBRUNOコンパクトホットプレートで調理した場合、消費電力1200wで、20分間使用した時の電気代は約10.8円(1kWh単価27円で計算)
ビストロを使った調理は、ホットプレートでの調理に比べて約3円の節電になりました。
ビストロでお好み焼きまとめ
本当にレンジでお好み焼きを作れるのか、はじめは半信半疑でしたが、ボタン一つでふわふわ食感のおいしいお好み焼きが出来上がりました。
- 材料を切って混ぜるだけで、出来上がりまでキッチンを離れられる
- スチームの蒸し焼きでふわふわのお好み焼きができる
- 時短&節電になる
- 油を使わないからヘルシー
- ビストログリル皿は汚れが落ちやすく手入れが楽
- カリッとしたお好み焼きを食べたい時には不向き
- お好み焼きのサイズが約12cmなので、男性には少し小さめ
ビストロは蒸し焼き調理をするので、私のようにふわふわのお好み焼き好きにはぴったりなレシピですが、カリふわ派にはもっとカリカリさが欲しい!と思うかもしれません。
出来上がりのサイズは、女性の私にはぴったりでしたが、男性なら少し物足りないかな?
グリル皿の大きさ的に大人2人分と、子供用のお好み焼き2つ分ほど作るのに適しています。
3人家族の我が家だと、4枚焼いてパパ用2枚にしても良さそう
今回、平日の昼食用に2枚作りましたが、余った1枚をラップで包み、冷凍して作りおきしました。
レンジでチンするだけの作りおき料理があると、忙しい時や体調がすぐれない時にとても便利です。
ビストロを使ったお好み焼きは、材料を切って混ぜてあとはおまかせ!
その間に家事を済ませたり、時間を有効に使うことができるので時間を効率良く使いたい時におすすめのレシピですよ。
ぜひ一度お試しあれ!