- 真面目で子育ても消耗しがち
- イヤイヤ期の子供の相手に疲れた
- 子供を傷つけない上手な叱り方を知りたい
私がニュージーランドに留学していた時、ホームステイ先に2歳の女の子がいました。
2歳といえば、イヤイヤ期真っ盛り。
にも関わらず、ホストマザーは子供のちょっとしたイタズラや失敗にいちいち目くじらを立てず、とにかく自由!「えっ、こんなに野放しでいいの!?」と驚きの連続でした。
2歳児を育てているとは思えないほどゆったりとストレスフリーに生活しているママ。

私も子育てするならこんなふうにのびのび育てたいな
そう思っていたはずなのに、実際に自分が親になってみると……キツいぞ育児!
子供が2歳に近づくと、自己主張も激しくなり気に入らないことがあればすぐにかんしゃくを起こすように……。
「積み木できない!」「服着替えたくない!」「おうち帰りたくない!」
でもこれに対してあれもこれもダメ!と叱っていては、こちらのメンタルが確実に持たない。

ママが育児に一生懸命になればなるほど、ストレスは大きくなると思うんだ…
そこで私は、子供にどこまで付き合うべきか線引きをしました。それは、
「命に関わるような危険なこと以外は大目に見る。」
ただし、間違ったことをしても見逃すわけではなく、肯定形で正してあげます。これについては後ほど紹介します。
この育児を始めてからは、ストレスから開放されてイライラすることもほとんどなくなりました。

ママが何から何まで世話してあげなくても、子はしっかり育つもの
この記事では、私が海外で学んだことを取り入れた「私流ゆる育児」について紹介します。
育児ストレスで悩んでいるママに、「こんな子育てもあるんだなぁ」と参考までにご覧いただけたらと思います。
目次
子供にイライラするのは頑張りすぎのサイン?

真面目で責任感がある人ほど「ちゃんと育ててあげなきゃ」という意識が強く、育児ノイローゼになりやすいと言われています。
まわりの同い年の子や育児本よりも自分の子の成長が遅れていると、あせって追いつこうと頑張りすぎたり…。
私の姉がそうでした。
体重がなかなか増えない息子に無理やりご飯を食べさせようと奮闘する日々。
「ご飯いや!ブーッ!」とされるたびに、食べてくれないイラ立ちと、体重が増えないあせりで追い詰められていきました。

私、育児向いてないかもしれない…
頑張り屋の姉は、育児も頑張りすぎてストレスフルな毎日。

もっと肩の力を抜いても良いんだよ…
もし子供のことがどうでも良かったら、こんなに必死になりませんよね。
育児でイライラするのは、子供に対して一生懸命で、頑張りすぎている証拠なんじゃないかな?と私は思います。
衝撃を受けた海外のゆる育児

頑張り屋のママが多い日本ですが、海の外はまぁ自由奔放!
もちろん海外にも真面目なママはたくさん居ますが、私が海外で見てきた光景は、日本よりもだいぶゆる〜い感じでした。
私が衝撃を受けた光景の一例を挙げると、
- スーパーの商品を子供に食べさせながら買い物をする(ちゃんと後で会計するらしい)
- 店で走り回ったり、商品をベタベタさわっても注意しない
- 子供がかんしゃくを起こしていてもまったく気にしない
- 2歳児にお茶がわりにコーラを与える
スーパーの商品を食べながら買い物はちょくちょく見る光景でした。

日本だとありえない…
ひどいのが、イースターバニーのチョコが頭だけかじられて商品棚に置いてあったこと。

お店で商品を食べるのに慣れてしまうと、こうやって平気で商品を食べるようになるのかなぁ。
お茶がわりにコーラは、ホームステイ先の子の話。
いつもストローマグでコーラを飲んでいて、その子がコーラ以外の物を飲んでるのを見た事がない!
「糖分とりすぎすぎじゃない?」「その年で炭酸とか大丈夫?」
と、色々心配になりましたが、ママはその辺もゆる〜い考えなんだと思います。
ホストマザーのゆる育児が教えてくれたこと
一方で、海外の自由奔放な育児に「良いな」と思った面も。
- 子供が失敗しても責めない
- 子供をほめちぎる
- スキンシップが多い
子供が失敗しても責めない
子供が失敗すると、つい「何やってるの?気をつけなさい!」と、子供を責めてしまいそうになりますが、ホームステイ先のホストマザーは決して子供を責めることはしませんでした。
たとえば子供の不注意でドアで頭を強打したとき。

痛かったね、もう大丈夫よ。このドアはダメはドアね!
と、子供の気持ちに寄り添ってなぐさめてあげていました。
頭は痛いしママには怒られるし…だと、子供にとってはつらすぎるので、この寄り添いスタイルは子供にとっては優しいなぁと感心。
子供をほめちぎる
海外のママたちは、とにかく子供をほめることが大好きで「ちょっと大げさじゃない?」と思うぐらいほめまくる!
そんな姿を見ていると、愛情いっぱいにほめられる子どものことをちょっとうらやましく思えたり。
以前読んだ本「子どもが育つ魔法の言葉」でこんな一節がありました。
子どもが大人になり、様々な苦難にぶつかったとき、子どものころ親に誉められたことが、強い心の支えになります。
引用:子どもが育つ魔法の言葉
子供は親にほめられることで、自分は認められて愛されていると感じるもの。
そう感じることで心が強くなり、自分に自信が持てるようになるのではないでしょうか。
海外の人は自信があって堂々とした人が多いのも、幼少期にたくさんほめられてきたからなのかもしれません。もちろん全員に当てはまることではないですが。
スキンシップが多い

私は今まで3回ほどホームステイを経験しましたが、どこの家庭もスキンシップの多さに驚きました。
特に子供に対しては、ぎゅーっとしたり、おでこや頭にキスをしたり、スキンシップがとにかく激しかった!
日本だと照れもあって、もう少し控えめなんじゃないかな。少なくともウチの両親はそうでした。
以前、ACのCMで見た「抱きしめる、という会話。」
自分の子供なのに愛し方が分からない。まず、子供を抱きしめてあげてください。それはあなたにもできる、言葉をこえた愛情表現です。
引用:ACジャパン
人と触れ合いたいと思うのは、人間の根本的な欲求。
ぎゅっと抱きしめられることが、子供にとってどんなに安心できることか。
子供が毎日スキンシップによって親の愛情を感じながら育つことは、理想的な成長なのではないでしょうか。

ホストマザーがやってた愛情たっぷりのハグは私も真似したいな
私流ゆる育児のルール
海外で見たゆるい子育てのいい所を取り入れて、私なりにストレスをためないゆる育児のルールを作りました。
- 多少のことは大目に見る
- かんしゃくを起こしても怒らず見守る
- 夜は時間になったら布団に寝かせる
- どうしてもキツいときは別の部屋に行く
多少のことは大目に見る
イタズラをしたり、危なっかしいことをする子供を見ているとつい口出ししたくなりますが、あれこれ言うのも正直疲れる……。
そこで、命に関わるような危険なこと以外は大目に見ることにしました。
これはちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、やっぱり子供のやることを見ているとハラハラして手伝いたくなるので、これくらいの意識でちょうど良いんです。
服が泥だらけになっても、床に食べ物や飲み物をぶちまけても、「こんなこともあるよね。ケガしなくてよかった。」と思うようにしています。

慣れるまでは内心ドキドキしてたけど…
もし瞬間的にイラっとしても、「生まれてたった1、2年の小さき人にムキになっても仕方ないか。」と思うと、急に許せるようになります。
また、イラっとした時に6秒間やり過ごすことで感情的な言動を避けることができますよ。
かんしゃくを起こしても怒らず見守る
1歳をすぎると何でも自分でやりたがるけど、うまくできなくてかんしゃくを起こすのが日常。
そこで、「ママがやってあげるから。」と言っても子供は納得してくれません。
以前ベネッセの教育サイトで見た対処法が、「落ち着くまで危険がないように見守る。」
私がやっているのは、たくさん挑戦させてたくさん泣いた後に、抱きしめながら気持ちを代弁してあげること。
かんしゃくを起こしている最中に大人が口出しするよりも、自分である程度落ち着くのを待つほうが立ち直りが早い気がします。

一緒にイライラするのは火に油を注ぐようなものだから絶対にNG!
夜は時間になったら布団に寝かせる
夜は全く眠くなくても、必ず決まった時間に布団に寝かせるようにしています。
いつも夜7時になると遊んでいても抱っこして時計の所に行き、「短い針が7の所にあるね。ねんねの時間だね。」
と言って、寝室に連れて行きます。寝かしつけは、布団に下ろすだけ。
生後間もない頃からねんねトレーニングを行なっているので、娘は真っ暗な部屋に行くと自然と眠くなり、寝かしつけをしなくても自分で寝つきます。

ねんねトレーニングは赤ちゃんが一人で上手に眠りにつくためのトレーニングだよ
フランス式ねんねトレーニングのおかげで、娘は朝まで起きてくることはありません。まれに夜中目を覚ましますが、またすぐに寝ついてくれるので、睡眠に関しては親はノンストレス。
ねんねトレーニングは睡眠の癖がつく前の、生後4か月までの赤ちゃんにぜひ試して欲しいです。これだけでも親の負担がかなり軽くなります。
どうしてもキツい時は別の部屋に行く
私は実家が遠いこともあり、昼間は完全にワンオペ育児。
一日中子供と一緒にいると、どうしても「疲れたな〜」と思うことがあります。
そんなときは、短時間だけでも一人になって一息つくようにしています。
これは、市でもらった育児のパンフレットに書いてあった方法で、イライラした時やしんどいと感じた時に子供につらく当たらないためでもあります。

子供を一人にして大丈夫かな?
と、親としては心配になりますが、部屋の安全を確保して、短時間だけ一人遊びしてもらうのもありだと思います。
部屋に戻るとティッシュが全部出されてたりしますが、出されたティッシュは使えば良いだけのこと……!
小さいことをいちいち気にしていては、健康な心で子育てをやっていくのは難しいと思うのです。
どうしても叱らないといけないときは

子供が間違ったことをしたら、正してあげることが親の役目。
でも、頭ごなしに叱っても子供は「自分は悪い子なんだ」と言われているように感じて自信をなくすだけ。
幼い子供は叱られると、自分が親に嫌われているのだと思ってしまうのです。
そこで、叱るときは子供の心を傷つけるようなことを言わず、行動を正す言葉を選ぶことで子どもを否定しないで叱ることができます。
子供のすることに親がガミガミ怒っても、1、2歳くらいの子には「何言ってるんだろう?」ぐらいにしか伝わっていません。
例えば、ハサミなど危険なもので遊ぶのをやめないとき。

またハサミで遊んで危ないじゃないの!早くママに渡しなさい!
こうやって否定的な叱り方をしても、子供は親の表情や口調から「自分を否定されている。命令されている。」ということだけを感じ取って、逆効果だったりします。
私的に効果的だと感じるのが、お願いスタイル。

ハサミで遊んだら危ないんだよ。ハサミお片付けしてきてくれるかな?
子供は親に従わせようとすると反発しますが、親にお願いされると意外とすんなり言うことを聞いてくれるもの。
1、2歳くらいの子は、ママのお手伝いをしたい時期でもあります。
きちんとお片付けできたら、しっかりと褒めることも重要。
そうすることで、「もっとお手伝いして褒めてもらいたい!」と、張り切ってお手伝いしてくれるようになりますよ。
子供が失敗したとき、頭ごなしに怒っても何に対して怒っているのか伝わりません。
「こういう理由だから失敗しちゃったね。こういう場合はこうするんだよ。」と丁寧に説明してあげることで、失敗から学べるように導いてあげることができます。
娘の例を挙げると、床に牛乳をこぼしたときのこと。
「歩きながら飲んでたから牛乳がこぼれちゃったね。次はちゃんと座って飲もうね。」
と教えた上で、こぼれた牛乳をティッシュで拭くことを教えて自分で後片付けをさせました。
すると、次から飲み物をこぼすと何も言わなくても自分でティッシュを持ってきて、床を拭くようになりました。
「失敗してもきちんと対処すれば良いんだよ。」ということを教えると、失敗への対処法も次第に覚えていくのです。
おわりに
ホームステイで出会ったママのように、子供をある程度自由にさせつつ、愛情はしっかり与える子育て術は私の育児のお手本でもあります。
- 子供が失敗しても責めない
- 危険なこと、命に関わること以外は大目に見る
- たくさん褒めてあげる
- スキンシップを大切にする
「ちゃんと育てなきゃ!」と気負わずに、肩の力を抜いて子育てする方が、笑顔も増えるんじゃないかな、と思っています。
ママがずっと暗い顔をしていると、子供も不安になるもの。
育児に疲れたなぁと感じたら、海外のママのようにのびのびとした「ゆる育児」を一度試してみてはいかがでしょうか。